あきば浪漫ス! (4) (角川コミックス・エース 204-5)
あきば浪漫ス! (4) (角川コミックス・エース 204-5)
588円

おすすめ度:4.0




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カスタマーレビュー
全巻通してのレビューです
作者の貴島 煉瓦さんが1巻にて「背景に力入れてます」と書いていた通り、確かによく描けていると思います。
「あ、ここは○○の近くだよね」「ここは中央通り沿いのあの辺かな」みたいな感じで、秋葉原に何度か足を運んだことがありそれでもって背景が丁寧に描かれている漫画作品が好きな私には楽しめました。(無論背景云々だけで作品の評価が決まるわけではありませんが)
キャラクターの描写の方は、この作者さんの作品を読むのはこれが初めてだったのですが中身の白黒絵は決して悪くはないのですが正直そこまで「上手い!」と言えるほどのものでもないかと思います。表紙絵や緻密な背景と比べてしまうとやはり「ちょっと粗いな」という印象を受けました。
また、ストーリーの方はというと、1〜3巻までは秋葉原を舞台にしたオタク同士の男女のラブコメという設定がこれでもかと言わんばかりに最大限に生かされていてとても楽しく読めたのですが、最終巻の4巻になると「もうちょっと他に描き様はなかったのかな」といった感じでいささかグダグダな展開が目に付いた上に、最後は「えっこれで終わり?」と思えてしまうような若干拍子抜けな終わり方だったように感じられたのは残念でした。

以上、難点も見受けられましたがそれでも個人的には充分に楽しめたので星4つの評価です。
「ただのラブコメ」として見る分には大分厳しいかもしれませんが、「秋葉原が舞台のラブコメ」という設定に興味を惹かれたならばぜひ手にとってみてほしい作品と言えるのではないでしょうか。