カスタマーレビュー本放送との違いを比べて、楽しむことができます。
アニメ版戦国BASARA第一期〜OVA13話までを
収めた脚本全集。
カラーページでは、登場人物の紹介がされており、
脚本の合間にも、線画が収録されています。
といっても、公式ガイドやムック、設定資料集で
おなじみの画です。
その線画の前には、脚本家のむとうやすゆきさん、
小林P、山本ディレクターによる対談
「戦国かわら版」と称したものが挿入されています。
また印刷レイアウトですが、
以前、同社から出版されていたゲーム版の台本全集などは、
本を横に向けてから読まなくてはならなかったのですが、
今回は、新書と同じレイアウトがされているため、
格段に読みやすくなっています。
脚本版を読んでみると、
セリフの中に括弧で書かれた
キャラの心情をより理解しやすいですし、
尺の都合でカットされてしまった部分、
変更された演出や、
発売されたDVDでは脚本に準じて修正がかかった部分など
発見することができました。
特に最終回の変更点は著いと思いました。
(脚本段階では「蒼紅は満身創痍」本放送では「政宗のみ満身創痍」
脚本では「限界を超えた蒼紅による正面から信長へと向かっていくラストシュート」
だったのがアニメでは「大気圏からの落下」という具合にです)
戦国かわら版の方では
11話の冒頭に現れた長政の『正体』や
蘭丸の性格変更について、
またむとうさんがザビーの「腐ったイカ」ネタを
入れようとしてことごとく蹴られたこと(笑)
そして既存のCDドラマやコミカライズ版の
どこを取り入れ、差別化していくか――など
脚本家として悩まれた部分などが語られています。
これを読んだ後に、DVDをじっくり見直して
改めて違いを確かめてみるというのも、
乙な楽しみ方だと思います。